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実験

第4回 IoTを活用した社内備品管理システムを作る / 仕様を検討する

公開日:2024.07.05 更新日:2024.07.05

tag: IoTクラウド組み込み

こんにちは。Matsuです。
社内備品管理システム、前回は実際に重量計での計測を試しました。
今回は、それを踏まえて実際の備品管理システムの仕様を検討してみました。

フロー図の作成

仕様検討するにあたり、以前作成したユースケースを元に、システムの簡単なフロー図を作成しました。これにより機能を整理して検討しやすくしようというものです。

下記のような感じで整理してみました。

備品管理システム フロー図 抜粋

それぞれ緑色の「機能」ごとに、「利用者」「システム」「在庫管理者」の役割でどのような流れがあるかを図にしたものです。
「備品の出し入れ」については、「利用者」が備品を取り出すと、重量計で重量を測り、システムで重量を記録する。または、「在庫管理社」が備品を補充すると、同様に重量を測り、記録するという流れです。

機能一覧の作成と課題の整理

次に、ユースケース図やフロー図から、想定されるシステムの機能を一覧で書き出しました。

備品管理システム 機能一覧 抜粋

これらの機能を書き出すことで、「どの機能をまずは実装していくか」「課題は何があるか」が分かってきました。
今回は、最初からいろんな機能を盛り込まず、現実的なミニマムなところから実装していく予定です。
また、見えてきた課題についても主なものを挙げてみます。

  • 重量計の初期キャリブレーション
    重量計の個体差で、正しく重量を計測するための補正値を出す必要があります。
    新しく備品、重量計を追加するとき、そのキャリブレーションの手順の検討が必要です。
  • うっかり重量計から備品を落とした時等に誤って在庫切れ通知を送ってしまう
    すぐに重量計に戻しても、その一瞬で在庫切れ通知を送ってしまうのはマズそうです。
    一定時間のマージンを設ける等の対策が必要そうです。
  • 掃除等で重量計を動かしたいときの動作、停電時の動作等
    重量計を動かすために電源を切って、また入れるとき
    どのようにすれば矛盾なく、また不要な在庫切れ通知なくできるか、
    こちらも検討が必要です。

重量計を使った備品管理システム、というシンプルなアプローチですが、実際にシステムを作ろうとすると(当たり前ですが)いろいろと課題が出てきますね。

次回は、整理できた機能一覧や見えてきた課題を踏まえて、実際の設計に入っていきたいと思います。

Matsu
Matsu

最近ガレージをつくってDIYにハマってしまう。
無限に欲しくなる電動工具が怖い。

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